04/01 「エイプリルフール論」

 というわけで、彼女ができました。いやまさか人生36年目にして彼女ができるなんてなあ。誰も想像つかなかったことだよね。君らだって想像すらつかなかったことでしょうよ。なんてんですかね、さんざっぱらモテないモテないなんて云っててもね、どこかにチャンスは転がっているっていうか、まあもっと云えば動かなければはじまらないといいますかね、なんだろうな、人生拗ねてても仕方がなくて、前向きに物事考えないといかんのかな、とそういうことなんだと思うんですよ。
 前にも書いたけどさ、たぶんこれを読んでる人なんて、それこそあたしと同年代のひととかも多いでしょうけど、なんか明日期末テストですとか入試ですとかそんな人も多いじゃないですか、そういう人なんか若いんだからさ、どんどん恋をしなさいよってことですよ。恋をするってすばらしいことじゃない。ハローアイラブユー恋をしようよイエイイエイですよ。だからもうそれが若い人向きじゃねえって。今の人知らねえものリンドバーグ。
 それでもね、なんだろうな、そのためにがんばってみるとかね、ちょっとだけ勇気をふり絞るとか、そういうプロセスが絶対必要になるわけなんですけど、なんかねそれも青春じゃないですか。そうして成功するなら成功して、失敗するなら失敗して成長していくわけですよ。まああたしは失敗しかしてきませんでしたけども。ていうか男子校に行った時点で大失敗だったわけなんですけども。なんだろうなあ今考えれば真っ暗な青春時代だったよな。
 なんだろうね、彼女ができるっていうかさ、彼女がいるんだって思うとね、目の前が明るくなるっていうのかな、おおげさに云えば生きる希望がわいてくるっていうか、明日も生きようって気分になるっていうのかな、そういうのがちょっとあるわけでね、こういう思いに憧れて36年間生きてきたわけで、いやそれだと乳児のころから恋愛に憧れてたことになっちゃうからそれはないわけなんですけど、まあとにかくそういうことでさ、どきどきしたいじゃない。人生にうるおいを与えたいじゃないですか。
 だからこそだ、それこそこのサイトをはじめたときから、包み隠すことなくやれ彼女なんかいたことないとか童貞だとかハゲだとか、ハゲは関係ないだろハゲは、もういつまでこのネタも引っ張るんだかってことですけどそれはともかく、このサイトの更新が完全に終わるときってのはきっと彼女ができてそれを報告してから、あたしがそちらのほうに夢中になったてこんなとこ更新してる場合じゃねえと思ったときだとかなんとかいろいろ云ってきたわけで、しかしまあまさかそれを15年以上も引っ張るとは思いませんでしたけどもね、ようやくここにきて実ったのでありますな。まさかもう実ると誰も思ってなかったでしょうけども。
 というわけで、長らくご愛顧いただきましたこのサイトも終わりということになりますね。長い間ありがとうございました。高御先生の次回作にご期待ください!

 なんだこれ。


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