11/30 「近況論1」

 というわけで、まあなんだろうな、もう気が付けばそろそろ12月じゃないですか。いやもう一年早かったですねえ。あまりに早すぎて今年なんか10個くらいしかここ書いてないもの。なにそれは早いとか遅いとか関係ない。そうかそうか。
 前回更新してからもまあ、いろいろあったことはあったんですけどもね。また高千穂を再訪してきましたとか。いや何度行ってもいいところですね高千穂。いっそのこと住んでしまいたいくらい好きな土地です。天安河原なんか何度行ってもどきどきしますね。だからパワースポットとか云いながら来る連中を軒並みロトの剣でなぎ払いたい。
 とまあ、日記的なことを書くと、ほぼここが愚痴で埋め尽くされるようなそんなすさんだ毎日を送っておりますゆえ、純粋な日記になるともうなんか読めたもんじゃねえぞみたいなことになったりすると思いますけども、なんかこうなんだろうな、誰が求めてるのかわかりませんけど、もうちょっとブログ的というか日記的というか、そういうことも書いていかないと、これもうほんとに書くことなくなっちゃう気がするんですよ。
 というわけで、しばらくの間はどうでもいいことをひたすら書き続けることになると思いますので、なんかもう君に求めてるのはもっとこういかに34歳の童貞が悲惨なのかみたいなそういうことなんだよというな人は見なくてもいいと思います。っていうかそれもう今まで散々やってきたから云わなくてももうどれだけ悲しいことになってるかなんてわかるだろ。
 どれくらい悲しいことになってるかといえば、これもうあなた、あまりに寂しくて、このままだとついうっかり車の中で練炭を炊きかねないので、じぶんの「うっかり死」防止のためにハムスターを飼い始めましたからね、もう恋人も友達もいないOLみたいなもんですよ。
 あたしはアレですよ、ハッキリ云えばそのなんだ、ペットを飼うってことに対してちょっとバカにしてたところがあって、なんだろな、やたらとペットに対して感情移入したり、ツイッタとかミクシの自画像を飼ってるペットにしたり、挙句の果てにはペットブログみたいなの書いたりウエブページに自分の飼ってるペットの写真を貼ったりして、うちの家族のなんとかちゃんでーすみたいなのをフォントサイズ6で書いたりみたいなことに対して、なにやってんだかみたいな冷めた目で見てたワケですよ。
 だってさいい年した大人がだよ、犬猫だの小動物だのに向かって猫なで声でなんとかちゃーんなんて云ってるのはもうそれはどうなんだみたいなことはあったワケです。女性ならともかく男性でそれはどうだみたいなのはすごくあったんですね。そんなこと34歳の童貞男に云われたかないと思いますけど、そう思ってたんだから仕方ありません。
 ところがどうだ、実際に自分でそういうことやってみるとだ、そういうことをしたくなる気持ちがちょっとわかるワケだよ。
 いやな、別にペットのブログをやろうとかページを作って分離させようだのそんなこた思わないけどもさ、親バカってのか飼い主バカってのか知らないけど、今までハムスターの写真なんか見てもべつになんとも思わなかったのに、自分が飼ってるのはむちゃくちゃかわいく見えるのな。
 アレなんですよ、あたしはちょっと前まで、オトコが小動物なんぞにかわいいだのなんだの云うんじゃねえ、かわいいって云っていいのは女の子に対してだけだ!という、硬派なんだか軟派なんだかわからないことを云ってたんですよ。それがどうだ、臆面もなく云っちゃえば、もうむちゃくちゃかわいいじゃねえか。手を出すと手に乗ってきたりするんだよ。まあそこに行くまでにさんざん噛みつかれたけど。
 オスがいいですかメスがいいですかと云われたので、べつにどっちでもよかったんですけど、もしかしたら本ばかりうず高く積もったカビくせえアパートの一室でだよ、ある朝目が覚めたらおなじ布団の中に裸の女の子が寝てて慌てて飛び起きたらその子も目が覚めて、慌てて誰だお前みたいなこと云ったらぜんぜん話が通じなくて、それでもどうやら話を聞いてみるとなんかのきっかけで人間になったハムスターだった! それ以来、ハムスター少女との愉快なドタバタ同棲生活がはじまる!? みたいなことが起きる可能性があるわけじゃないですか。だからメスにしました。だいじょうぶですお医者さんとか行かなくて平気です。
 というワケで、うちハムスター(ジャンガリアン・プディング種/3ヵ月)です。同じケージで飼われていたハムスターが「ゆみ」という名前だったそうなので、鶴賀学園に倣って「モモ」という名前をつけてやりました。麻雀強そうなハムスターだな。ていうかどれくらいのひとがこれのネタをわかるんだ。
 さあ写真貼ったな高御君。これで一歩大きな壁を越えたぞ。もうハムスターのページがいきなりここにできてても誰も驚かないぞ。なにそれは驚く。そうかそうか。いややりませんよやりませんけども。もちろん猫なで声で話しかけてますがそれがなにか。
 ゲームとかアニメとか。
 アレなんですよね、どうも仕事が忙しくなってから、ゲームってほとんどやらなくなってたんですよ。
 電車の通勤の時、読む本がないときにニンテンドーDSで『A列車でいこうDS』をやってたりする程度で、結局『A列車』なんて1年以上やってましたからね、こんなコストパフォーマンスのいいゲームないぜ。いまは『いただきストリートDS』を買ったのでこれにシフトしてますが、ってそれもずいぶん古いだろ。
 あとは家でちょっと『グランツーリスモ5』をやるくらいで、なんてかな、ゲームをやる時間がほんとにないんですよ。仕事が忙しいなんて云ってお前ここサボってるけど、ゲームだのはしっかりやってんじゃねえのか、みたいなことを思ってる人もいるんじゃないかと思いますけどね、ほんとに忙しいんだって。なんだろうなこのせわしなさは。
 アダルトゲームなんかに至ってはもうまったく触ってもいないってなもんで、いちおう『久遠の絆』とか買ったりもしたんですが、出だしの所ちょっとやっただけで止まってますしね、どうなんだろうなコレは。
 あ、あと3DSとかも発売日に買ったんですけど、やるゲームが一本もなく、初日にちょっと起動しただけであとはもういま部屋のどこかにあります。どこにあるかもわかりません。まあ、やりたいゲームが出てきたら探します。出てくればいいね。
 いままで、Wiiとかもそうだったんですけど、発売日に喜び勇んで買ってやるソフトがなくて部屋の肥やしになることが多すぎるので、「欲しいソフトが出たら買う」という姿勢にすることにしました。って、それが当たり前なんですけど。
 なんで、ちゃんとPS Vitaは予約とかしてません。いまのところ欲しいソフトないし。欲しいソフトが出るってわかったら買います。
 そういう意味では、3DSで『A列車』が出るらしいんで、コレのために買ったと思えばとりあえず3DSも買って損したってワケじゃないんですけども。
 アニメについては、まあ長いことここを見てる人ならご存知だと思いますけど、もともとあんまりアニメを見るほうじゃなかったんですけどもね、仕事の絡みでちょっとずつアニメを見るようになってたんですけど、とある作品がきっかけでアニメが完全にトラウマになっちまいまして、長いことアニメをまったく見ない生活が続いてたんですけどね、最近になってようやくそれも回復してきまして。それでも以前に比べるとペースはガタ落ちてきてますね。
 とまあ、そういう前振りでなにをはじめるかと云うとだ、34歳(あと一週間ちょっとで35歳)の童貞男がこの年で年甲斐もなくドハマリしてるものについてうっせえなってくらい書くだもんで、まあ無理して読むほどのもんでもないと思うよ。久々に更新しといてそういう云い草はないですねそうですね。
 いやね、『アイドルマスター』なんですけども、コレすごい面白くないですかああほらそこブラウザのバックボタンを押さない。なにいまさらとか云わない。
 まあそのなんだろな、ずっと前からゲームにはちょっと興味はあって、と云ってもゲーム自体はアーケード版を仕事でちょっと触ったくらいだったし、XBOX360なんて持ってないしなんとなくやらずにいて、「2」が出たところでもそんな感じだったんですけど、そこで今度アニメが始まってだ、コレも仕事の絡みとかで録画してあったやつをまとめて見てみたら普通に面白くて、しかもPS3でゲームが出るっていうしちょっとやってみるかなあみたいなことを思ってるうちにいつの間にかゲームが発売されてて、初回限定版を買い逃したことでまたどうでもよくなって(オタク気質というか、別にどうしても限定盤じゃなきゃいけない理由なんかなかったんですけど、どうせ買うなら限定版がいいなあみたいなことを思ってたんですね)いたら、たまたまだいぶ遅れてたにもい関わらず限定盤が売ってるのを見つけて、コレもまあなんかのきっかけだと思って買ってきたわけです。長いないきさつが。そんなたいしたこと云ってないのに。
 でまあ、やってみたら、面白いんですよコレが。
 別になんだろうな、やったことある人ならわかると思いますけど、ゲーム自体はギャルゲーにミニゲームを足したみたいなもんで、そのミニゲームも基本的にぜんぶ「タイミングよくボタンを押す」がほとんどなワケですよ。まあ、「新潟はどこですか」みたいなのを日本地図指させるゲームがあったのはちょっと笑ったけど。
 そういうことからすれば、別にゲームとしてどうしたとかそういうことじゃなくて、コレも『ときめきメモリアル』とか『ラブプラス』とかと同じで、基本的には「ゲームに出てこないシーンを想像させて楽しむゲームなんだと思うんですよね。
 で、まあ、キャラクタも普通に魅力的なので、やってて飽きないっていうか、それこそ『ときめきメモリアル』とかやってたときと同じで、気がつけば3時間やってた!みたいなことが起きるワケです。
 そういうアレに加えて、コレはアイドルものなので、楽曲がたくさんあるわけですよ。あたしは「見てないアニメの主題歌を買う」でおなじみなくらい曲単品で好きになったりすることが多いところで、結構あたし好みな曲が多かった。コレが決定打でしたね。『Kosmos, Cosmos』とか『キラメキラリ』とかいいよね。よね、って云われても困ると思いますが。ギターソロかもん。
 そうでなくても『けいおん!』とかもそうでしたが、女の子が歌ったり踊ったりするのは、二次元で見る分には好きだからってのもあるんですけど。
 まあ、そういうことで、さっそく気にいった曲のCDを買い込んできたりとかしてて、あたしがあと15歳若ければきっと同人誌とかも作っちゃってるんだろうなあくらいにはハマってるわけなんですよ。
 ユニットに名前をつけろと云われて困っちゃったんですけど、とっさに出てきた名前が「爆音小僧」だったのでそれをつけました。なんか横浜銀蝿みたいな歌歌ってそう。“プロデューサーさん”といっしょに“トップアイドル”になるんだぜェ……!? こういうまっとうにゲームをやろうとしないところだけは15年前とまったく変わんねえな。
 けども、それでも15年前と決定的に違うのは、前にもここに書きましたけど、「このキャラすげえ好き!」みたいなのがいるワケじゃないってことかな。
 いやもちろん、「このキャラかわいいなあ」みたいなのはいるワケですよ。ゲームはまだぜんぜん進んでないのでアニメでの知識が中心になってしまうんですが、春香とか響とかすごいかわいいと思うんです。普通っぽいところとかすごくいいと思いませんか。思いませんかって云われても。
 それでも、たぶん昔だったら雪歩とか好きになってただろうからそのへんでキャラの好みも変わったんだなあと思うワケですけども。それか昔からサブキャラ好きだったから小鳥さんとか好きになってたんだろうな。いや小鳥さんはいまでもかわいいと思うけど。なんだろな、境遇が似てるからか、『とらドラ!』のゆりちゃん先生とかそういう「ちょっと行き遅れちゃった感じの女性キャラ」にすごい惹かれるところがですね。
 いやとにかくそういうアレで、まあ、好きなキャラはって云われたら答えられるくらいにはいるんですけど、ただなんだろな、それにすごく入れ込むって感じじゃないってのわかりますかね。もう大好き!壁紙もそれに変えちゃうグッズも買っちゃう!ショートストーリーなんか書いちゃう!って感じじゃないっていうような。
 コレいろいろ原因も考えてみたんですけど、もしかしたらですよ、あたしの年齢が上がってきて、なんかわかんないですけど、たぶん春香にしても響にしても高校生くらいだと思うんですよ。高校2年生16歳だとしてもダブルスコア越えですからね、そうなると、そういうなんだ、恋愛感情みたいなのを以ってして二人で街を歩く光景が想像できないからなんじゃねえかなと。
 だって下手すれば、別にそれくらいの子どもがいたっておかしくない年齢差なワケですし、やよいとか13歳とかそんなもんだと思うんですけども、そうなるともう親子じゃなけりゃ普通に犯罪の匂いしかしないですからね、しかも隣歩いてるのが親としての貫禄もなにもない34歳の童貞で、徐々に髪の毛がスカルプ的な意味で危機的状況を迎えつつあるおっさん予備軍ですから、なんとしても想像が及ばない。絵的にどうしたって援助交際じゃないですか。
 いや別にそれだって自分が若いころに遡った設定にすりゃいくらでもいけるだろってなもんかもしれませんけど、なんだろうな、そのへんの器用さがないんだなあたしには。
 まあ、そういうところからすればある程度一歩引いたところからのハマり方ではあるんですけど、こういうハマり方をすることってのは最近あまりなかったんで、まあ、ある意味新線ではあります。最初のうちはアニメ絵に慣れきってしまって、久々に見たゲームの絵に違和感があったんですが、それも慣れてきました。
 しかしまあ、「なんでいまさら」ではあるよな。確かにな。そしてそれ以前に、『アイドルマスター』を知らない人には……知ってる人にもどうでもいい文章だよなコレ。
 ……とか書いたところで意外と長くなったな。これから更新していくとするとこういうどうでもいいよお前的な文章増えるんでよろしくお願いします。なにをよろしくするんだか知りませんけど。

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