11/06「冬コミ論」

 ということで、なんかすげえ今更な気もしますけども、WEB拍手のほうには書いておいてこっちに書いてなかった気がするのでアレですが、冬のコミケは無事スペースが取れました。
 なんか毎回書いてますけど、ここまで当選が続くといつかしっぺ返しが来そうで怖いんですが、まあスペースが取れるのは素直にありがたいことではあるのでそれはまあよいです。
 いちおう、スペース的には三日目西のう−37aというところで、前回の夏コミは壁配置でいろんな意味で大笑いというか晒しもんになっていたような気はしますが、今回は通路際や誕生日席ですらない島中も島中、ド島中というやつで、やっぱり前回のはなんかの間違いだったんだなあとしみじみ思うところではありますね。いい思い出作らせてもらったぜありがとうコミケット準備会。もう二度とあんなことはないと思うがな。
 というのはともかく、もちろん今までのことを考えれば島中だろうとなんだろうとスペース取れること自体が非常にありがたいわけでして、これに関してはもうまったく文句はございませんというところではありますが、しかしそれにしても本を作らないといかんわけで、現在それでもうてんやわんやです。休みとか夜とかほとんどそれに費やしてる感じ。しかも今回なんか締め切り一週間くらい早いんだよこれがさ。
 だもんであれですよ、11月に入って更新ペース遅くなったなあとお思いの方も多いかと思いますけども、いえまあそれにしたって前なんか一ヶ月に一回とかだったことを考えれば若干マシになってるんですよと云い訳なんぞしつつ、いやもう冬コミの原稿でいっぱいいっぱいなところあるんですよマジで。これが終わるまではペースが遅くなります。と、ここで予め予告しとくから、「更新しろ死ね」とかWEB拍手で送るのは今すぐやめるんだ。
 まあその、ここを読んでくれてる方とコミケでブースに来ていただける方というのも最近はありがたいことにだんだんと増えつつあることだし、いちおう普通のブログの人とかだとちゃんとイベントの告知とかするんだろうなあという気もするので、そういうあれもしておこうかなとこう思うわけです。
 と、この時点でブラウザのバックボタンにマウスを動かした君、君の判断はまったくもって正しい。正しいけどそういうのちょっと哀しいぞお姉ちゃんは。
 とりあえずですね、今までの古典シリーズは1から6まで持って行きますが、2の『新説更級日記』が売切れてしまいました。
 いや、そんなに売れた記憶がまったくないので、たぶん実家の押入れあたしに梱包ごと眠ってるんじゃないかなあという気がしますが、とりあえず探してみたところまったく(見本誌すら)見当たらないので、見つかるまではとりあえず売り切れです。むしろあたしの手元にすら一冊もないんで、いろんな意味でむちゃくちゃ貴重な本になりました。
 まあ、ある日突然在庫が復活する可能性がありますが、それは別に増刷したとか云うわけではなくどっかにいってた在庫が見つかっただけというそれだけの話です。哀しいなおい。
 ま、とりあえずそれ以外の在庫に関しては普通にありますので。あ、最初の『新説古事記』がそろそろ僅少になりつつあるかも。お求めを希望される方はお早めに。
 で、新刊ですが、印刷所云々の話をしてるわけですから当然予定はしております。
 今回、新説古典シリーズはちょっとお休みして、オリジナルの小説です。『おいでくださいこっくりさん』です。冗談ではありません。本気です。表紙イラストとかもう描いちゃったので後戻りはできません。
 いやまあ最初は冗談で云ってたんですが、割と考えてるうちに本気で作りたくなって、結局一冊にしてしまったというそんなような。思ったよりページ数が増えそうで、印刷代とか今から戦々恐々ですよ。
 ま、無名の人間の書いた完全オリジナルの小説同人誌ですからね、間違っても即効売り切れとかありえないっていうかたぶん一回のイベントで売り切れるようなことはないと思いますので、ぜんぶの用事が終わったあとにでも「あ、そう云えばあいつ出てたなあ」とか思い出していただけると幸いです。それからでも間に合います。極端なことを云えば次のコミティアとかでも間に合う気がしますがそこまで行くとちょっと哀しいだろあたしが。
 三日目の西という時点で「行かないなあそんなとこ」的な、ある意味なんてかな、チョモランマの山頂みたいな場所であることは重々承知ですが、もしいらっしゃった折には是非。結構がんばって作ってるからいやマジで。
 あとあれなんですよね、これの入稿が終わった後になるんで間に合うかどうか微妙なところなんですけど、コピー本で4コマを描きたいんですよ。
 昔の高御さんの漫画を知ってる人からすれば、いやいや高御君漫画はやめといたほうがいいんじゃないかなあと思うところではあると思うんですけども、ちょっと一ネタ仕込みたいっていう気持ちもあるじゃないですか。
 古典を一冊訳すには時間も足りないことですし、オリジナル小説ばっかりってのもなんかそれじゃ別に行かなくてもいいかってそんなことになりそうじゃないですか。どんだけ弱気なんだあたしは。
 そんな感じですかね。今回は島中ですし、あんまりモノも持ち込めないと思うんで、差し入れイベントとかはできないですけど、まあそんなこんなでよろしければぜひ。「ここ見てます」と云っていただけるだけでも当方テンション上がりますのでいやほんとに。
 ただ、結構時間によっては売り子さんにお願いして出かけてることも多いので、なるべく午後の時間帯のほうが捕まりやすいと思います。もし何か御用のある場合は、午前中のはじまってすぐとかより少し時間が経ったときのほうがいいかと。まあ、云われなくてもそんな早い時間に来る人いないとは思いますが。
 何はともあれよろしくお願いいたします。

<近況報告>
  • 先日のプチカラオケOFFですが、いやもう大盛況でした。あんなに人が集まるとは思わなかった。最後まで大盛り上がりで終わりました。いやほんとありがとうございました。
  • ……なんてことがあるはずもなく、当然一人も来ませんでしたよ来ませんでしたさ。もうな、『泣いた赤鬼』みたいになってたもの。駅前で立ち尽くしてたものな。それでも行ったけどな!
  • 一人でカラオケ行くのってはじめてだったからすげえ緊張したけど結構店の人があっさり対応してたんで結構いるんだろうなこういう人。
  • もうな、人といったときには絶対歌えない『親父の一番長い日』とか『Captain of the ship』とか歌ってきたもの。そういう意味では結局発散はできたからまあいいか。
  • いろいろあって会社で使っているキーボードを変えました。FILCOのFKB100M/NBというやつなんですけど、これいいね。キータッチがすごく気持ちいい。
  • キーボード自体も重みがあって変にどっしりしてるので、強く打鍵しても(あたしは打鍵が結構強いので)キーボード本体が動いたり、スタンドが倒れたりしないのもいいです。仕事で使うには最適かも。
  • 余計なキーがついてなくてコンパクトなのも、狭い会社の机で使うにはちょうどいい感じ。ちょうどあたしが使わないキーだけがすっぽり落ちてて具合がいいんだよなあ。これを待ってた!という感じで。
  • 唯一、DELキーがカーソルキーの横にあるのだけが慣れるまでは大変かな。なんでこんな不便なところに。それとも親指シフトのように慣れると楽なのかこれは。
  • 同じコンパクトサイズのものってことで、ハッピーハッキングの日本語配列のやつとも迷ったんですが、キーがメンブレン式なのとWindowsキー(意外とショートカットキーとして使い勝手がいいんですよね)とかファンクションキー(ひらがなをカタカナにするF7キー、英数字を半角にするF8キーは磨り減るほど使ってるので)とか、「使用頻度は高くないけど微妙に使うキー」まで省かれててこれは使いづらいかなあと。
  • なんてか、英語配列のHHKを使うほどストイックにはなれんしなあ。テンキーとかがないのはともかくカーソルキーまでないというのは流石にどうも。FILCOのこれはカーソルキーはもちろん、テンキーもちゃんとあるんでいい感じです。
  • これ、値段の割には想像以上に悪くないんで、いい加減古くなってきた自宅のキーボードもこれにすることにしました。見たらamazonのほうが、買ってきた店より500円ほど安いんで早速注文。使い倒してDELキーの位置にも慣れないといかんしな。
  • > 古典嫌いな方は多いでしょうが、知り合いの看護師で『理系教科なんて大っ嫌い』というのはどうかと。
     まあ数学とか物理とかあんまり医療と関係ないしなあ。さすがに生物が嫌いって云われたら「おい」って突っ込みたくなるかもしれませんが。あたしも仕事は文系だけど語学とかあんまり好きじゃないし。
    > 独り暮らしでバイトで生計立ててた頃は、月末には日の丸弁当が御馳走に見えました。
     いやそれはマジで凄いと思った。でも、働いてる今になってももやし炒めとか平気でごちそうなあたしは何なんだろうとちょっと思った。作るのが面倒なときの秘密平気だ!
    > 『人生崖っぷち』ならまだいい方ですよね。我々は既に崖から突き落とされてますからね。
     いやいや。まだまだギリギリのとこで踏みとどまってると思わないと。恋愛模様でなら既にそれすら超えて空のかなたにフライアウエイな気もしますが。
    > 御陰様で偏差値が下がりました。落ちたら・・どうしてくれるんですか?
     こんなダメ人間が書いているページを読んでたらそりゃ偏差値も下がると何度も云っているというのに。ついでにモテモテな人でさえもモテなくなるから注意だ!
    > ちょっと用事があって行けませんでした。次の機会があればぜひ…。
     そう云ってまた泣いた赤鬼にするつもりだな! もう一回やって一人カラオケだったらそのままカラオケボックスに住むぞ! なんだこのキレ方。
    > あまりの疲労が祟り、目薬と勘違いして瞬間接着剤を目に点してしまいました(痛)
     いや痛いとかそういうレベルじゃなく失明するってそれ。ホスピタルへGO。
    > 高御さんは顔にコンプレックスがある様ですが、眉毛を整えるだけで別人の様になりますよ。
     この天下御免の面白フェイスがですよ、眉毛の形変えるだけでまともになるとは到底思えないわけですよ。なんてかな、確かに別人のようにはなるかもしれないけど、別人のような面白い顔になるだけだと思うんだ。
    > 古典論面白かったです。久々に、言いたいことが良くわかる文ですっきり。勿論普段のも好きですけどね。
     そう云っていただけると安心します。なんだ旅行日記かときあ普通の文章じゃねえかとかってブラウザを閉じられることのなんと多いことよ。かと云って普段のでも変わらないんですが。まあ、読む読まないは読み手が決めることだから、そのへんはシビアだよなあ。精進せねばと思う今日この頃。
    > 憧れていた女友達に告ったら、撃沈しました…(泣)
     大人の階段を一段のぼったと思って次につなげようじゃないか。そのなんだ、告白できるまでいけた女友達がいるだけいいじゃないかとそうポジティブに考えるんだ! なあに、告白轟沈を数回繰り返してるあたしが云うんだから間違いない!
    > このサイト長い事携帯閲覧です。TOPが重いのが少し難点
     「毒電波……」のトップページのHTMLソースは意識してかなり正しい文法で書いてるので、極端な話テキストブラウザでも見られるとは思うんですが、携帯になると物理的にトップ絵が重いからどうにもこうにもですね。お前に絵なんか期待しちゃいないって人ほとんどだろうしトップ絵とか消すかいっそのこと。


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