10/30「占い論」

 ということで、占いなんですよ時代は。もうこの始まり方も皆さんいい加減飽きてきたころだと思いますけども。
 世の中には二種類の人間がいて、それはつまり主に占いを信じる人間と信じない人間であるというのがあたしの学会に発表しようかと思っている持論なのですけれども、そういう分類からするとあたしは後者、つまり占いを信じない人間なんですよ。
 尤も、占いなんてものは良いものだけ信じて悪いものは信じなければいい、なんていう前向きではあるけれどもよくよく考えればそれはそれでむちゃくちゃ都合のいい話だよな。
 いやね、もちろん以前は占いなんか結構真面目に信じていて、中学生時代なんかは少ないお小遣いをなんとかやりくりして買ったタロットカードをこれ見よがしに学校に持っていって、女の子たちが占って占ってと来るのがなんかこう俺モテてるモテてる気分になってたようなそんな時期もあったりしてほんと中学生の頃のあたしとか死んだほうが世の中のためにはいいんじゃないかなあ。タロットカードは探せば今でもどこかにあるよ。探さないけど。
 それがいつから占いを信じなくなったのかは定かではありませんが、今となっては少なくともテレビでよくやってる「今日は恋愛運が絶好調。ラッキーアイテムはジャンボジェット機」みたいなのを見てもああ今日は恋愛運がいいのかじゃあちょっと神社に行って14歳セミロングのがんばりやさんだけどちょっと泣き虫な巫女さんに告白のひとつでもしてみようかなあなどと思ったりはしません。
 まあ、民間伝承的な意味での占いというか、そういうのは一応気になったりはするものでして、いや別になにか大事なことをする前に亀の甲羅を焼いて吉凶を占ってからにするとか旅行に行くときに方違えをしてから行くとかそういうことではなく、っていうかそんな奴いないと思いますけども、たとえば結婚式の予定はやっぱり大安の日がいいよねとか云ったりするわけですよ。そんな予定立てたことないけど。
 というくらいのもんで、基本的には占いのよしあしというのを気にせずに今まで生きてきたわけなんですが、世の中には占いというものを心の底から信じている人とかもいたりするわけです。
 毎月ひいひい云いながら生きてる安月給のあたしからすれば、占い師とかっていう商売の人のところに行って何千円とか多いときには何万円とか払って特になにか根拠があるでもない人の話を聞いてくるというだけでもすげえなあと思うわけですけども、さらに凄いのはその占いにあわせて生活スタイルまで変えちゃう人ですよね。
 前に友達の家に遊びに行ったらカーテンとかソファが以前とぜんぶ変わっていたことがあって、普通に模様替えしたのかと思ったら「いや占い師に金運をよくするには部屋の色を黄色で統一するといいって云われてさ」ということらしく、いやむしろその模様替えにかかった費用を貯金するのが一番効率的に金を溜める方法なのではないのか。
 まあ、その友人にしてみればそうすればその投資効果以上に金運という目に見えないものが手に入ったと云うわけで、まあそれはそれできっと本人としては納得しているところでしょうから別に何を云うではありませんがやっぱりそれはちょっと違う気がするなあ。
 ただまああれですよ、女性から人気のあるできる男ってのはあれですからね、占いとかも完璧にマスターしてますからね。まあ、大雑把にで非常に申し訳ないんですけれども、女性の場合多くは占いが好きだと云う方も多く、合コンなんかで「ちょっと占ってやるよ」なんて云ったりして手を握るとかそういうおまえは酔っ払ったオヤジかみたいなことも平気でやってのけるわけです。そうかこんな古典的なことでいいのかと感心さえしたもの。
 あたしなんかあれですよ、いや占いって信じないんだよねなんて云っちゃうもんだから下手すると浪漫がないなんて云われたりしてそれ浪漫とかそういう問題なのかなあなんて思ったりしたことなんて一度もないですいやほんとあるわけないじゃないですか。ちくしょうなんだあたしだけ悪者か。
 まああれですよ、もし占いできるんだよなんて云ったところであたしなんか女の子の手なんか握るだけでどきどきしちゃって占いどころじゃありませんからね、ほんとに占いができたとしてもたぶん無理だと思うんですけども、しかしそこはそれでこうデキる男たちはこなしていくわけなんですよ。いやまあ合コンなんて大学生のときに一回行ったきりですけど。今思えばちゃんと分をわきまえてそんなとこ行かなきゃよかったんだよな。
 というなんでこんなことを急に言い出したのかと云えば、家のポストに「占いはじめました 10万円から5千円まで好きなコースを選べます」という非常に愉快な投げ込みチラシが入ってたからなんですが。
 金額によって何が違うんだそれは。っていうか急にはじめるな冷やし中華じゃないんだから。

<近況報告>
  • とりあえずお金ばら撒くけどその後増税しますんでよろしく、ですって。総理が変わって多少まともになったと思ったのになあ……。なんでこう素人でもわかる嫌われ方をするんでしょうね。
  • 『とらドラ!』が毎週だんだん楽しみになってきました。なにこの気持ち。恋か。
  • 久しぶりにまた伊勢へ行きたくなってきた今日この頃。来月になれば神様も戻ってきてるだろうしちと行ってくるかな。
  • > 体育祭で来てた救急車って、『黄色い救急車』じゃないですよね?
     まあそれのお世話になったほうがよさそうな人も結構いましたが。
    > 1度でいいのでYouTubeで思い出は億千万を視聴してみて下さい。ファミコン世代は必ず泣けます。/種類があまりに多いので、『思い出は億千万(ヴォーカル有り)』で検索して下さい。うぅ、涙が…(泣)
     うーん、聞いてみたけど、正直なところよくわかりませんでした。あたしが特に「ロックマン」に思い入れがない(というか、やったことがない)からかなあ。こういう動画だと友達に見せられた「tiny zexious」を6001に歌わせてるやつは結構懐かしいなあってのはあったんだけど。
    > 家の中で髪をピンで留める渚もよいです。
     うんいいね。あとアニメ版は何気にゆきねえが可愛いと思うんだよ。タレ目が行き過ぎて眠そうな感じとか特に。
    > まさかのまみちゃんリターンズ。それにしてもまみちゃんも大きくなたよね
     結婚までしてるしね。でもまたその時々によって子どもに戻ったりするんだけどね。便利だな!
    > ウリは早大卒の高学歴で年収もそこそこなゆいにゃんが童貞な理由が分からないニダ。林先生にご相談を♪
     いやあたしの場合年収は割りとアレだよ。会社でもカメムシみたいな扱いだし。でもあたしが童貞なのはそういうところが原因じゃないと思うんだ。もっと根本的に人間的な何かだと思うんですよ。
    > こんばんは。いつも楽しく読ませてもらってます。今回のはやられたら相当腹立つだろうな・・・という内容で/お疲れ様と、言いたくなりました。彼氏/彼女いて当然みたいに話されると空しくなりますよね・・・
     世の中の流れがそういう流れなんでしょうなあ。あれ?いないの?みたいな。中には年賀状とかに「お前もそろそろ結婚しろ」とか書く奴いてよけいなおせわじゃ。
    > (当方は14歳でもなんでもない女ですが・・・)
     この「女性から見れば気持ち悪いこのこの上ない」と専ら噂の男子校ページに女性読者がいたという自体に驚きを隠せません。
    > 『駄文』の過去のものが大幅に削除されててびっくりしました。復活させて下さい!お願いします!
     容量的なものとあと過去の文章って見直してみると意外とアレだなあというのも多々あったりなかったりするものでなかなか。あとまあ読みたいと云う人も滅多におらんだろうなあということで。結構こまごま直さないと復活は難しいかも。そのぶん行進頻度あげていこうかなあと思いますのでご勘弁を。


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