○TOYOTA TOWN ACE WAGON(Super Extra)



 神社エクスプレスとして、バイクのトランポとして、イベント荷物運びとして、あちこち長距離に駆り出される「使える奴」、平成6年式タウンエースワゴンスーパーエクストラ。はっきり云って年式とか見ても明らかにくたびれた車ですが、まだまだ買ったばかりのバリバリ現役です。買ったのは16年の12月。10年落ちです。なんでそんな今更古い車を、と思われるところではありますが、これはこれでなかなか今でも使い勝手のいい奴なんですよ。

 今ではなかなか見ることもなくなった、非常にプレーンなワンボックスデザイン。なかなかこういうデザインは見ることができなくなりました。同年代のライトエースと比べると、顔立ちがちょっとおとなしい感じがします。ただ、キャラバンとかに比べるとデザインが曲線的で、バンパーから運転席のほうに向かってゆっくりとスラントした感じは、なるほど今のミニバンへ通じるデザインの過程なような気がしないでもありません。
 ちなみにナンバーでは希望ナンバーでちと遊んでみました。NECの社用車みたいになったな。
 後ろは今も過去も変わらない、いわゆるワンボックスデザインです。この感じだとよくわかりませんが、実は純正のアルミホイールとか履いてます。べつにあとから探したわけではなく、買ったときからこれでした。これで腰下重量が……たいしてかわらんか。ハイルーフなので腰高に見えますが、ワンボックス車の場合はこちらのほうがまとまりがよくなるような気がします。
 この写真だとそうは見えませんが、実際はかなり細かい傷とかがあってボディはきれいではありません。
 味も素っ気もないシンプルそのものの内装。エアバックとかも当然ついちゃいません。この時代のこの手の車に安全性能なんてものを求めちゃいけないってなことですね。そういう意味では万が一のことを考えると、このへんちと怖くもあります。
 ポイントは5速マニュアルミッション。はっきり云って、この車の最大の購入動機になったと云っても過言ではありません。おかげで燃費面も坂道とかでの走行性能も上々です。一応FRなんで、やろうと思えばドリフトとかも。できないやらない。
 さすがに古い車なんで、メーター周りに特別なギミックはなし。スピードメーター、タコメーターともに普通のアナログメーターです。メーターが大きいので視認性はいい感じ。走行距離は、2004年12月頭に買ったときが38000キロでしたので、撮影時(2005年3月)現在で、およそ2000キロほど走ってる計算になります。
 セカンドシート。スーパーエクストラなんで普通のベンチタイプで、一応くるりと回転したりフルフラットになったりいろんな芸当を持っているみたいです。めったにやりませんけど。シートとして足元はそれなりに広いですし、当然天井も高いのでかなり広々した印象を受けます。たぶん、一番過ごしやすいのは間違いなくこのセカンドシートでしょう。
 このシートはそのままでもモンキーくらいなら軽く積載可能ですが、横にしてやってスペースを作るともう2回りくらい大きいバイクでも積載できます。
 そしてサードシートがこれ。ここに三人、セカンドに三人、前に二人で八人乗車が合法的に可能です。さすがに三人だときついですが、二人なら足元はさすがに「広々」とは行かないものの、ある程度の距離の移動でも乗っているのが辛くなるほどではありません。これを倒してセカンドシートの背もたれとくっつけると広大なベッドスペースが、これを畳むと後ろに広大な積載スペースが完成します。ユーティリティはかなり高いです。
 ギアと並んでもう一つの購入理由になったのがこれ、サンルーフ。前と後ろで二つあって、前は少しだけ開いてあとはチルトするだけですが、後ろは全開までいきます。景色の写真をとるときにここから顔を出してカメラを構えれば高い視点からの撮影が可能ですし、場合によっては屋根に上がってしまえばもっと高くからの視点が得られます。ま、そんなことしなくても、単純に開けておけば、オープンカーと同じとはいきませんが風が入ってきて非常に心地よいです。
 サードシートを畳まなくても、これくらいのスペースはありますから、バイクを載せるのは無理にしても、普通にホームセンターとかでちょっとでかい買い物、くらいならここに十分載ります。いつもはここにタイヤチェーンが載ってるんですが、それでも積載能力にほとんど変化はありません。さらにフロア位置が低く、大物類を積み込むのがやりやすいのもポイントでしょうか。
 さすがに古い分だけ内装も外装もボロいので、荷物なんかもバイクだろうが汚れたものだろうがなんだろうが遠慮なく載せられます。これはヤレた中古車を買った人だけの特権?ですね。

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