2・エアレギュレータ修理

 L20ET搭載MT車のアイドリングの回転数は、整備書によると暖気後に650rpmです。
 これが買ったときには、エンジンが暖気されても1500rpmくらいでアイドリングしており、明らかに高いです。
 エアフロとスロットルチャンバーの空気量を最大まで調整しても変わりません。
 これが原因でエンジンが壊れることはないのですが、アイドリング時にも音がやかましいこと、アイドリング燃費が著しく悪化することなど、ほっといていいことはまったくありません。
 原因はISCバルブ、通称エアレギュレータの故障でした。



 エアレギュレータというのは、冷間時にはアイドリング回転数を上げ、暖気後に回転数を規定値まで落とす機械です。
 非常に単純な構造なのですが、これが壊れると暖気後もアイドリング回転数が上がったままになってしまいます。
 新品交換できるのが一番いいのですが、これもすでに製造廃止になっており、分解修理してもらって完治しました。これの故障はどうやらL型エンジン車の定番のポイントなようです。

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